Takuya Umezawa / 梅澤 拓也
第一電材株式会社 代表取締役
1967年生まれ。慶応大学商学部卒業後、伊藤忠商事株式会社を経て1997年に第一電材株式会社に入社。2006年、代表取締役社長に就任。以降を第二創業と位置づけ、さらなる飛躍を期して攻めの経営にあたっている。東京都出身。
1968年、50年代から続く高度経済成長の中で順調な船出を果たしたかに思えた第一電材。しかしその直後となる70年代前半、ニクソン・ショックにともなう景気後退やオイルショックによる商材不足といった荒波が襲います。これらを乗り切る原動力となったのが、商品の付加価値を重視する営業姿勢です。そして不景気時に徹底された用心深さが、現在に至るまでの無借金経営につながっています。創業からの数年は、文字どおり第一電材の基礎が築かれた時期と言えるでしょう。
1969
June
東京都世田谷区に第一電材株式会社を設立
1968
March
東京都三鷹市において電子機器用電源の販売を目的として第一電材商会を創業
現会長の梅澤庀爪視が、電気絶縁材料の加工会社から独立。当初から電線・ケーブルを取り扱う商社として起業された。ちなみに創業当時の事務所はわずか4坪で、社員も親族2人のみ。机1つと電話1台、納入品用のクルマ1台でのスタートだった。
1971
July
業界に先駆けて多心ケーブルの標準化を進め在庫販売を開始
前年に開発したオリジナル商品「アンフェノール57シリーズコネクタ適合の多芯ケーブルV2S対応」のヒットを受けての躍進
1973
July
東京都狛江市に本社事務所新築移転
既存顧客の充実と新規開拓の好調により、本社建設用地を購入。
創業時からの念願だった自社ビルが実現。
1968
March
東京都三鷹市において電子機器用電源の販売を目的として第一電材商会を創業
現会長の梅澤庀爪視が、電気絶縁材料の加工会社から独立。当初から電線・ケーブルを取り扱う商社として起業された。ちなみに創業当時の事務所はわずか4畳半で、社員も親族2人のみ。机1つと電話1台、納入品用のクルマ1台でのスタートだった。
1969
June
東京都世田谷区に第一電材株式会社を設立
1971
July
業界に先駆けて多心ケーブルの標準化を進め在庫販売を開始
前年に開発したオリジナル商品「アンフェノール57シリーズコネクタ適合の多芯ケーブルV2S対応」のヒットを受けての躍進
1973
July
東京都狛江市に本社事務所新築移転
既存顧客の充実と新規開拓の好調により、本社建設用地を購入。
創業時からの念願だった自社ビルが実現。
金融政策や産業構造の転換によって日本経済が無事に復調を果たす中、第一電材は雌伏の時期にありました。 この時期の特徴としてあげられるのは、オリジナル商品への注力です。多様なケーブルを、業界に先駆ける形でオリジナル商品として発売。単なる電線・ケーブルではない付加価値を売りとする商品が、段々と充実していったのです。
1976
January
業界に先駆け多芯ケーブルをオリジナル商品として発売
1983
February
折り畳み型フラットケーブル「FDケーブル」を開発し販売を開始
1987
April
栃木県西那須野町に北関東営業所を開設
大手クライアントへの営業力向上が目的。
火急の用事にすぐ駆けつけられるようにという、「お客様第一主義」の実践例。
1979
February
シールドタイプのプラグ付電源コードをカタログ化
1981
December
マイコン搭載ワイヤハーネス検査装置を開発し販売を開始
外部企業に製造を依頼し、DIDブランドで販売。
1976
January
業界に先駆け多芯ケーブルをオリジナル商品として発売
1979
February
シールドタイプのプラグ付電源コードをカタログ化
1981
December
マイコン搭載ワイヤハーネス検査装置を開発し販売を開始
外部企業に製造を依頼し、DIDブランドで販売。
1983
February
折り畳み型フラットケーブル「FDケーブル」を開発し販売を開始
1987
April
栃木県西那須野町に北関東営業所を開設
大手クライアントへの営業力向上が目的。
火急の用事にすぐ駆けつけられるようにという、「お客様第一主義」の実践例。
1990年代に入ると、北関東営業所の好調などによって第一電材は業績を回復。バブル崩壊によって日本経済が深刻なダメージを受ける中、雌伏期に行った地道な新規開拓や、基幹業務のコンピュータ処理化といった改革が結実したのです。加えて、1990年代末期のITバブルによる半導体需要が拡大。主要クライアントの設備投資を促し、売上増加に大きく寄与しました。
このころを境に、今に続く第一電材の快進撃が始まったのです。
1991
July
北関東営業所が西那須野に移転
業績好調により営業所規模を拡大。
主要クライアントのさらに近くへと移転した。
2004
August
山梨県韮崎市に山梨支店を開設
本社主要顧客への物流効率化を図るため。
「地域密着、顧客密着」体制の徹底
1991
July
北関東営業所が西那須野に移転
業績好調により営業所規模を拡大。
主要クライアントのさらに近くへと移転した。
2004
August
山梨県韮崎市に山梨支店を開設
本社主要顧客への物流効率化を図るため。
「地域密着、顧客密着」体制の徹底
バブルの爪痕がゆるやかに癒えだした2005年、第一電材では梅澤拓也が代表取締役社長に就任し、「第二創業期」を標榜して経営改革に乗り出しました。大学新卒者の採用開始にはじまり、加工工場や地方支店を多数新設して「地域密着、顧客密着」を推進。さらには2007年には東京都調布市に現在の社屋を新築し、本社業務を移転しました。こうして強力な地盤を得て足場を固めた第一電材は、異業種企業とのM&Aを実施。その勢いは衰えることなく、いま現在も攻めの経営に邁進しています。
2006
August
岩手県奥州市に東北支店を開設
2008
May
岩手県奥州市(株)トータルシステムをグループ会社化
ケーブル・ハーネス製作に高い技術力を持つ同社をM&A。
これにより東北地方の大手クライアントに対する営業力が大幅に向上した。
2009
Feburary
KES・環境マネジメントシステム・スタンダード登録
2012
October
韓国DIGITAL NICE CO.,LTDと業務提携
2016
April
長野県上田市に長野営業所を開設
June
東京都国分寺市
株式会社サンエンジニアリングをグループ会社化
同社は、ハードウェア設計とソフトウェア開発に高い技術力を持つ。ケーブル・電線にとどまらない、未来のエレクトロニクス産業を見据えたサービス提供が見込まれる。
October
福岡県福岡市に九州営業所を開設
2018
FUTURE of DID
第一電材が目指す未来
2005
April
新社長に梅澤拓也が就任
新卒採用一期生が入社。以降新卒者採用を毎年継続。社員旅行も復活
2007
August
東京都調布市に新本社移転
1985年に取得していた土地に、本社社屋を新築。 2008年には本社屋上に太陽光発電装置を設置した(10kw)。
2010
November
第一電材香港有限公司及び深圳工場開設
エレクトロニクス産業においても成長著しい中国に、満を持して本格進出。
2014
April
第一帝電材(深圳)有限公司 設立
September
山梨支店事務所、工場移転
2015
March
富山県高岡市に北陸営業所を開設
2005
April
新社長に梅澤拓也が就任
新卒採用一期生が入社。以降新卒者採用を毎年継続。社員旅行も復活
2006
August
岩手県奥州市に東北支店を開設
2007
August
東京都調布市に新本社移転
1985年に取得していた土地に、本社社屋を新築。
2008年には本社屋上に太陽光発電装置を設置した(10kw)。
2008
May
岩手県奥州市(株)トータルシステムをグループ会社化
ケーブル・ハーネス製作に高い技術力を持つ同社をM&A。
これにより東北地方の大手クライアントに対する営業力が大幅に向上した。
2009
Feburary
KES・環境マネジメントシステム・スタンダード登録
2010
November
第一電材香港有限公司及び深圳工場開設
エレクトロニクス産業においても成長著しい中国に、満を持して本格進出。
2012
October
韓国DIGITAL NICE CO.,LTDと業務提携
2014
April
第一帝電材(深圳)有限公司 設立
September
山梨支店事務所、工場移転
2015
March
富山県高岡市に北陸営業所を開設
2016
April
長野県上田市に長野営業所を開設
June
東京都国分寺市
株式会社サンエンジニアリングをグループ会社化
同社は、ハードウェア設計とソフトウェア開発に高い技術力を持つ。ケーブル・電線にとどまらない、未来のエレクトロニクス産業を見据えたサービス提供が見込まれる。
October
福岡県福岡市に九州営業所を開設
2018
FUTURE of DID
第一電材が目指す未来
現会長・梅澤庀爪視が第一電材商会を創業したのが、1968年。以来、私たち第一電材は、電子機器に必要な電線・ケーブル類を取り扱う独立系の専門商社として、エレクトロニクス業界の発展をサポートしてきました。医療用機器や半導体製造装置、産業用ロボットといった最先端のエレクトロニクス企業の皆様を主要クライアントに迎え、ありがたくも高い評価を頂戴しています。
加えて、国内で堅調に伸びつづけている設備投資の増加を追い風に、近年の第一電材は飛躍的な成長をとげています。売り上げが100億円に達する勢いを見せたり、いくたびのM&Aを経たりと、私たちのビジネスは拡大していくばかりです。
現代はテクノロジーの発達が著しく、それが社会にもたらす影響がたいへん大きい時代です。移ろいやすい市場の情勢にあって、エレクトロニクスの世界の先を見通すことは特に困難を極めます。
例えばインターネットをインフラとするIoT化の進行や、自動車の自動運転化技術の発達などに伴い、半導体需要はますますの増加が見込まれます。この点だけを見れば、半導体製造装置のパーツをてがける弊社に追い風が吹いていることは、間違いないでしょう。ただ一方で、今後の飛躍的な普及が見込まれる無線の流れは向かい風になる可能性が高く、とても悠長に構えてはいられません。さらには、中国を始めとした国外企業の技術躍進も目を見張るものがあり、私たちも後れを取らないために、常日ごろから襟を正すように努めています。
私たちの生業は商社ですから、最大の資産が「人」であるという基本に変わりはありません。もともと評価いただいている、「電線をつなぐ前に、人をつなぐ」というプロフェッショナル・デンセニストの強み、すなわちお客様にひとりの人間として向き合い、情熱と熱意を持ってビジネスに取り組むという姿勢は、今後も徹底していきます。
第一電材の未来にとって、電線・ケーブル類のさらなる売上向上が絶対の使命です。私たちはそれに加えて、電線・ケーブル以外のシーンを見据えた「多種多様」な事業を展開することで、自らの未来を拓いていこうと計画しています。その際も、「お客様第一主義」でつちかってきた、「付加価値」のあるソリューションを「提案」するスタイルと「人として正しさを持ってビジネスに臨む」「人間として正しい事を貫く」というフィロソフィーを武器に進めていきます。
今後も第一電材は、海外拠点の開設によるグローバルマーケットへの参入や、同業・他業種を問わないパートナーのM&Aを通じての獲得など、積極的なチャレンジに打って出ていきます。技術、そして人をつなげる提案型エンジニアリング商社として、エレクトロニクスの世界に革新をもたらす—。それこそが第一電材が成すべき仕事であると、私たちは確信しているのです。
Takuya Umezawa / 梅澤 拓也
第一電材株式会社 代表取締役
1967年生まれ。慶応大学商学部卒業後、伊藤忠商事株式会社を経て1997年に第一電材株式会社に入社。2006年、代表取締役社長に就任。以降を第二創業と位置づけ、さらなる飛躍を期して攻めの経営にあたっている。東京都出身。
第一電材株式会社 東京本社
〒182-0026 東京都調布市小島町3-66-9
TEL:042-440-1711
FAX:042-440-1710
第一電材株式会社 北関東支店
〒329-2745 栃木県那須塩原市三区町610-27
TEL:0287-36-7775
FAX:0287-36-7789
第一電材株式会社 山梨支店
〒407-0033 山梨県韮崎市龍岡町下條南割674
TEL:0551-21-2231
FAX:0551-21-2232
第一電材株式会社 東北支店
〒023-1101 岩手県奥州市江刺岩谷堂字袖山11-29
TEL:0197-31-1141
FAX:0197-31-1151
第一電材株式会社 北陸支店
〒939-1104 富山県高岡市戸出町4-12-12
TEL:0766-54-5005
FAX:0766-54-5006
第一電材株式会社 長野営業所
〒386-0018 長野県上田市常田3-2-5
グランピア・トーワ501号
TEL:0268-71-7851
FAX:0268-71-7855
第一電材株式会社 九州営業所
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前2-11-26
井門博多駅前ビル6F
TEL:092-409-5701
FAX:092-409-5335
第一電材香港有限公司
香港新界荃灣橫龍街77-87號富利工業大廈9樓B室
TEL:+852-2615-557
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日技城5号棟3階301号
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株式会社トータルシステム
〒023-1101
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TEL:0197-47-3260
FAX:0197-47-3261
株式会社プロシード
〒373-0015
群馬県太田市東新町510-4
TEL:0276-37-6640
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株式会社サンエンジニアリング
〒182-0026
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TEL:042-426-3739
FAX:042-426-3740